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おいしさのひみつ


つゆ

つゆデビュー直後にビッグスター



1980年当時の製造ライン
1976(昭和51)年にデビューし、あっという間にスターになったのがピンクレディ。その同じ年に、発売されたのが桃屋の「つゆ」です。当時の桃屋は、調味料分野への進出がテーマで、「焼肉のたれ」(昭和49年)、「キムチの素」(昭和50年)に続く、“第三の商品”として開発を始めました。しかし、発売の2年前に開発に着手した頃は、現在のようにポピュラーな商品となる事は予想だにしませんでした。いわゆる「こだわりの商品として「とりあえず出してみよう」「食べておいしいとわかってくださるお客様だけに買っていただければいい」と、スマッシュヒット狙いで発売した商品だったのです。
ところが、いざ発売してみると夏の間だけで12万ケースが売れるという大ヒット商品となりました。当社が「つゆ」を発売するまでの市販の「つゆのもと」は、醤油を主体とした商品設計だったのに対し、当社の「つゆ」は鰹だしを主体としたもの。こういった商品設計がお客様に支持された結果でした。翌年の昭和52年には前年の約10倍の爆発的な売れ行きを上げました。まさにピンクレディが「渚のシンドバッド」「UFO」など軒並み100万枚のレコードセールスをあげる中、「つゆ」も100万ケースを突破するビッグヒットを続けていったのです。
一方、桃屋の工場ではパニックさながらの忙しさで、朝6時から夜10時まで働いて、休みも取れませんでした。ひっぱりだことなった「つゆ」を欲しがる営業マンに工場長は「つゆが欲しければつくりに来い!」と訴え、開発課、研究所、事務系社員も交代で工場に行って働き、営業マンは土日にも工場へ出勤しました。まさに全社一丸となって、ビッグスター「つゆ」を支えたのです。




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