温泉篇(1966年)

CMエピソード

温泉篇/温泉篇 カラー版/クレオパトラ篇/クレオパトラ篇 カラー版

 

この2作も制作当初はモノクロだったが、人気があったので昭和44年に『駅長篇』と一緒にカラー化したんだ。『温泉篇』が放送されると、当時の国鉄から「鉄道業界はこんなのんびりしたいい加減なことはしていない」って苦情がきたっけな。これはCMの中ののり平鉄道の話なんだから、そんなカタいこと言うなってそのまま平気で使ってたら、その後は何も言ってこなくなったね。

CM中でのり平が「こんなよいと〜こ いちどは……」って唄ってるのは草津節。後半の「ゆらゆらゆれるは……」の唄にも、のんびりしたのり平らしさが出てるだろ。

『クレオパトラ』は、このCMの3年前にエリザベス・テイラー主演の超大作映画が公開されていたから取り上げたんだけど、絶世の美女をのり平が演じるっていうおかしさが大いにウケた。「クレオパトラも楊貴妃も」っていうのは、無声映画の頃、活弁の弁士が流行らせたフレーズだよ。