日中の才人篇(1993年)

CMエピソード

忍者篇/日中の才人篇

 

「つゆ」に黒ボトルを採用したのは、中味の旨さを守るために外界からの光などを遮蔽する目的があったから。これを消費者の皆さんにも知ってもらいたくて、『忍者篇』で改めてアニメにしてみたんだ。

忍者の発想の元は、アメリカで話題を集めていたショー・コスギだよ。彼が主役を務めた忍者映画シリーズが大当たりで、全米各地でニンジャブームが起きてるってことだった。だからこのCMでは、ビル街に突如現れる黒装束ののり平忍者を登場させて、黒の効果をアピールしたんだ。

「味付 菜」のCM『日本の才人篇』は、「何々さい」のオンパレード。「天才」「秀才」に始まり、「お茶の子さいさい」「交際関係多彩」と、全部で21回も出てくる。ストーリーじゃなくて語呂を楽しんでもらうCMだね。孫悟空・諸葛孔明・孟子・達磨大師・楊貴妃・聖徳太子・小野小町・在原業平・織田信長・ハリスとお吉など、たくさんの人が出てきて賑やかだろ。