俳優 小林のり一

日本一のおかず男

小林のり一

高校を卒業後ののり一さんは、テレビ、舞台、映画で役者として、また日劇ミュージックホールなどではコメディアンとして、そして漫画家として「ガロ」「ギャルズライフ」「ビックリハウス」などにマンガやエッセイを書くという多彩な活躍をしてきました。

多彩といえば、多彩。多才だともっといいけどね(笑)。いろんなことを半端にやっていますよ。ミュージカルにも出たしね、ラジオの番組を持ったこともあるし、バーテンもやったし、美術全集のセールスなんてこともしたね。とにかく面白いことが大好きなんです

ビックリハウス

えっ?パルコ出版で出していた「ビックリハウス」という雑誌に僕の特集号があった?(雑誌を手に取り)懐かしいね。1982年だね。特集で20ページも「小林のり一」を紹介するなんて、驚いちゃうよ。いまそんな雑誌はないでしょうね。この特集のタイトルが「日本一のおかず男 小林のり一」。うーん、なんか桃屋さんのCMに出ることを予見するようなコピーですね。

さっき、いろんなことを半端にやったと言ったけど、それはひとつのことを何十年も一筋でやることに対する意味で、逆に、そのとき面白いと思ったことをやるのは半端にできない性分です。べつにマジメってわけじゃないんだけど、本気でやらないとなんか恥ずかしいでしょ。たぶん、父もそうだったと思うんです。ダジャレを言うのも、計算されたタイミングで言うから、すごく面白い。父の吹き込んだアニメCMのダジャレを何十年経って聞いても面白いと思えるのはすごいことですよね。僕もアニメCMを面白がりながら、本気でとりくんでいますよ。ですからこれからも楽しみにしていてください。

※本インタビューは、2004年3月16日に収録したものです。